世界の平均寿命と幸福度

統計

世界の平均寿命と幸福度

世界保健機構のデータ(World Health Statistics 2017)によると全世界の平均寿命は、男性69.1歳、女性73.7歳。

日本の平均寿命は男性80.5歳、女性86.8歳であり、長寿大国と言われています。
しかし日本の他にも、シンガポールやスイス、スペインなど長寿の国が存在します。

長寿となる背景には、衛生状態がいいこと、医療が発達していること、健康に対する意識の高さなどがあります。

では、男女ともに80歳以上の長寿国を見てみましょう。

※World Health Statistics 2017を参照しています。
※幸福度は国連の世界幸福報告書2017(2014-2016)年度を参照しています。

→前年度のデータはこちらをご覧ください。


男女ともに80歳以上の平均寿命大国(2015年)

主要国の平均寿命
老人

1位 日本(男81歳、女87歳)男女差:76歳

2位 スイス(男81歳、85歳)男女差:4歳

3位 シンガポール(男80歳、女86歳)
男女差:6歳

4位 オーストラリア(男81歳、女85歳)
男女差:4歳

4位 スペイン(男80歳、女86歳)
男女差:6歳

6位 アイスランド(男81歳、女84歳)
男女差:3歳

6位 イタリア(男81歳、女85歳)
男女差:4歳

8位 イスラエル(男81歳、女84歳)
男女差:3歳

9位 フランス(男79歳、女85歳) 男女差:6歳

9位 スウェーデン(男81歳、女84歳) 男女差:3歳

11位 カナダ(男80歳、女84歳)男女差:4歳

12位 大韓民国(男79歳、女86歳)男女差:7歳

平均寿命は日本がダントツ1位です!
日本は他の国と比べて衛生面も徹底されています。
また、和食が栄養のバランスがよく、肥満にもなりにくいので、世界から注目されています。

それにしても日本の平均寿命の男女差は他の国に比べて大きい
女性が長生きな理由は、女性ホルモン、生理、自炊(食生活)等が挙げられますが、それはほぼ万国共通。

では、他の長寿国と差があるのは、女性の労働が考えられます。
2015年現在の日本の女性高齢者はまだ専業主婦になりやすい時代に生きています。
姑などのストレスや家事労働はあったと思いますが、社会に出て働くことを思えば精神的・肉体的ストレスはまだマシだったのかもしれません。

また、昔は現在より多く子どもを生んでいます。出産が寿命に影響するというデータも出ています。しかし現在、すでに日本の夫婦の半数が兼業主婦、少子化が加速なので、これからまた徐々に女性の社会進出が進み、男女の差が狭まってくるかもしれません。



健康寿命が高い国(2015年)

※健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。

主要国の健康寿命
健康

1位 日本 74.9歳

2位 シンガポール 73.9歳

3位 大韓民国 73.2歳

4位 スイス 73歳

5位 イタリア 72.8歳

5位 イスラエル 72.8歳

7位 アイスランド 72.7歳

8位 フランス 72.6歳

9位 スペイン 72.4歳

10位 カナダ 72.3歳

11位 オランダ 72.2歳

昨年度発表のデータでは、健康寿命がシンガポールに抜かれていたのですが、今年度はバッチリトップにあがっています。
男性の寿命も約80歳を超え、女性だけでなく男性の間でも健康志向が高まっているようです。
第3位の韓国は初見ですが、キムチパワーでしょうか。
韓国も日本に負けず劣らずの美容健康に気を配る国ですね。



幸福度の高い国

国連の世界幸福報告書2017 ハピネスランキングより
(10段階中の評価)

主要国の幸せ指数
幸せ

1位 ノルウェー 7.537
2位 デンマーク 7.522
3位 アイスランド 7.504
4位 スイス 7.494
5位 フィンランド 7.469
6位 オランダ 7.377
7位 カナダ 7.316
8位 ニュージーランド 7.314
9位 オーストラリア 7.284
10位 スウェーデン 7.284
11位 イスラエル 7.213
12位 コスタ・リカ 7.079
13位 オーストラリア 7.006
14位 アメリカ合衆国 6.993
15位 アイルランド 6.977

あれ?あれれ?
平均寿命・健康寿命のトップの日本とシンガポールはどこ行った?
シンガポールは惜しくも26位。
日本は、157か国中51位です。
上位35%内に入っているとはいえ、健康で長生きの割には、幸福度は低めという結果が出ました。
日本の幸せ指数は10段階中5.920。100点満点にしたら60点も行っていません。
前年度より順位は上がっているものの、点数は変わっていません。

さらに内訳を見てみると、GDP、社会保障、健康・寿命は高め、人生の選択の自由度も他国に比べて低いということはなくまあまあなのですが、腐敗指数や暮らしやすさは低めのようです。
これは政治家の汚職や天下りなども影響しております。
そして今の日本は一度でも失敗したら、やり直しが難しい国。
就職の失敗、長期で無職でいることが許されないなど生きにくい国でもあります。

平均寿命・健康寿命・幸福度共に高い国は、デンマーク、ノルウェー、スイス、アイスランド、ニュージーランド、オーストラリア、イスラエルということになりました。

他の平均寿命などが高かった国の幸福度を調べてみると:

ルクセンブルク 18位(安楽死合法国)
スペイン 34位
イタリア 48位

あらあら、平均寿命国トップ12の中で日本の幸福度はビリとなってしまいました。
でも、世界的に見たら幸福度は上位35%以内に入っていますし、うつ病率も世界と比較すると低い傾向にあります。ただ、自殺率は割と上位の方にあります。

余談ですが、積極的安楽死が認められている国は、幸福度が高いというデータがあります。

4位 スイス 7.494(安楽死合法国)幸福偏差値75以上
6位 オランダ 7.377 (安楽死合法国) 幸福偏差値75以上
14位 アメリカ合衆国 6.993(安楽死一部地域合法)幸福偏差値73.5
17位 ベルギー 6.891(安楽死合法国)幸福偏差値61.8
18位 ルクセンブルク 6.863(安楽死合法国)幸福偏差値61.3

安楽死を実際に利用しなくても、制度化されていれば、いざとなれば安楽死ということで安心して生きることができそうです。もちろん、安楽死以外にも生きるためのサポートが充実しています。



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