男性の年収偏差値

統計

男性の年収偏差値

この項では民間企業に勤める男性の年収の偏差値を示しております。

他の人はいくらくらい稼いでいるのだろうか?
自分の給料は多い方?上位からどれくらい?など疑問に思ったことがあるかと思います。
そこで勤め人の年収データを偏差値に換算してみました。

※国税庁の民間給与実態調査を参照しております。
※年代別の中央値は上記データと、厚生労働省の賃金構造基本統計調査を参考に算出したものです。目安として捉えていただければ幸いです。



男性の年収偏差値

男性の年収分布
年収分布

75以上 2,500万円~ 
(上位0.4%以内)

74~  2,000~2,500万円以下
(上位0.7%以内)

71~  1,500~2,000万円以下
(上位1.8%以内)

65~  1,000~1,500万円以下
(上位6.2%以内)

63~  900~1,000万円以下
(上位9.1%以内)

61~  800~900万円以下(上位13.3%以内)

58~  700~800万円以下(上位19.4%以内)

55~  600~700万円以下(上位27.9%以内)

52.5~ 500~600万円以下(上から40.7%以内)

48~  400~500万円以下(上から58.2%以内)※2番目に多い

42.5~ 300~400万円以下(上から76.4%以内)※1番多い

37.5~ 200~300万円以下(上から89.2%以内)※3番目に多い

31.5~ 100~200万円以下(上から96.4%以内)

31未満 100万円以下(上から100%以内)

以上のデータから、300万円台~400万円台の男性が多いことが分ります。

4割の男性が400万円以下の年収です。
中央値は、450万円前後と推定。

男性の正規雇用(正社員)率は78%。
大部分が正社員として働いています。

しかしこのデータは、全年齢を対象としています。
そこで、年齢別の平均値と中央値を調べてみました。



年齢別平均と中央値

男性年収年代別平均

男性全体の平均:521万円 中央値:458万円

20代前半 275万円 270万円
20代後半 383万円 368万円
30代前半 457万円 430万円
30代後半 512万円 478万円
40代前半 563万円 521万円
40代後半 633万円 585万円
50代前半 661万円 611万円
50代後半 649万円 598万円
60代前半 479万円 402万円
60代後半 387万円 317万円

やはり民間企業に勤めている方を対象にしているせいか、貯金ほど平均と中央値とに差がないように見えます。これが社長や自営業の方が入ってくると違ってくるのでしょうね。

年収が高くなるのは、40代後半~50代後半までの様子。
1つの会社で長く勤めると昇給効果で上がっていくところも多いことでしょう。
また、年齢が高くなるにつれて、部下の指導など責任ある仕事を任されがちになり、その分給料も多くなるようです。

なお、最終学歴が大卒以上に絞ると、上記数字より1.1~1.3倍くらい高くなります。
特に40代後半~50代後半の時期に差がつくようです。


年収300万円以上あれば共働きで生活可能

ちなみに女性たちが男性に望む最低限の年収は、300万以上と言われています。
年収300万円であれば、共働きをすれば十分生活可能なゾーンであります。
年収450万以上であれば、4人家族が養える目安となるようです。

ただ、その一方で年収500万以上が希望という女性も多く、年齢別平均年収を見てみると、20代、30代ではちょっとハードルが高く、30代後半~40代のゾーンになってしまいます。
年収600万円を希望される場合は、50代の男性のゾーンになってしまいます。

男性の年収ピークは大体50代前半のようです。


年収を上げるには

自分のスキルを上げることも大切ですが、まずはMIIDAS(ミイダス)などで自分の市場価値について調べてみましょう。現在の自分のスキル・経験などから、どのくらいの年収が適切かが分かります。結果よりも現在の年収が著しく少ない場合は転職を検討してもいいかもしれません。
ミイダスに登録しておくと自分に合いそうな企業から仕事のオファーが来ます。

また、会社員だけでは、収入のアップに限界がありますので、資金的に余裕が出てきましたら、つみたてNISAやイデコもよいでしょう。
無理のない金額を毎日もしくは毎月積立てられます。
税的な面でも助かります。


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