1人暮らしの生活費分布

統計

1人暮らし生活費の分布と平均

独身ひとり暮らしの生活費は大体15万円が相場と言われています。
また、私が学校を卒業して働き始めたときの生活費は10~13万円くらいでした。

節約頑張ったぞ!
世間はどれくらいの生活費?
うちのやりくりはどれくらいの順位?

節約上手、貯め上手な人ほど、ランキングが気になることと思います。
私も気になったので調べました。

※総務省の国民生活基礎調査を元に作成しております。



1人暮らし(単身世帯)の生活費分布

5万円未満 3.7%

5~10万円 19.7% ※3番目に多いゾーン

10~15万円 31.1% ※1番多いゾーン

15~20万円 20.3% ※2番目に多いゾーン

20~25万円 12.5% ※一般よりちょっとリッチ

25~30万円 4.5% ※3人家族分の平均生活費

30~35万円 2.8% ※4人家族分の平均生活費

ひとり暮らしの生活費分布
貯金

35~40万円 1.0%

40~45万円 0.7%

45~50万円 0.2%

50~55万円 0.4%

55~60万円 0.1%

60万円以上 0.1%

不明    2.0%

単身の生活費平均値:15.6万円
単身の生活費中央値:13万円前後と推定

年齢別に分けると、20代が14万円、30代が16万円、40代が17.8万円、50代が19万円、60代が16万円、70代が15万円、80歳以上が14万円くらいといったところです。

5万円未満がちょっとでもいることには驚きましたが、持ち家で自給自足なら可能かもしれませんね。



ひとり暮らしの生活費内訳例

ワンルーム

食費:20,000円
住居:55,000円(賃貸の場合)
電気代:6,000円
ガス代:3,000円
水道代:2,500円
スマホ代:7,000円
プロバイダー:5,000円
交通費:10,000円
生活雑貨:3,000円(洗剤など)
お小遣い:10,000円  (合計:121,500円)

恋人・車持ちであれば、20,000円加算となります。
8~10万円くらいの生活費であれば、節約すると可能な範囲と思います。


ひとりで老後を迎えた場合の生活費内訳例

おばあちゃん

食費:20,000円
住居:15,000円(ローン完済済みマンションの場合)
電気代:6,000円
ガス代:3,000円
水道代:2,500円
スマホ代:5,000円
プロバイダー:5,000円
交通費:5,000円
生活雑貨:3,000円(洗剤など)
医療費:10,000円
お小遣い:10,000円  (合計:84,500円)

車持ちであれば、15,000円加算となります。
賃貸の場合であれば3~4万円加算となります。
総じてひと月当たり10~15万くらい見ておけばよいと思います。

男性の場合は年収が多いのでそう気にする必要はありません。しかし、女性の場合、65歳まで会社員を貫き通したとしても精々年収340万程度。男性の約75%程度。年金は10~12万円程度と予想されます。女性が40歳を超えて独身であれば、住居の購入を視野に入れてもよいでしょう。

現役時代に手取り20万くらいとして12万円の生活費とすれば、月8万円残ります。
月8万円×14ヶ月(ボーナス分を考慮)×40年=4,480万。
4,480万-1,500万(マンション代)=2,980万円。
これだけの老後の資金があれば老後は1人でも悠々自適に過ごせます。
また、年金12万として生活費10万円としたら余るくらいです。
85歳くらいからは老人ホームを考えてもよいかと思います。

しかし上記は会社員の場合の計算。
もし派遣社員や契約社員、パートの場合は、収入が下がります。
手取り16万として12万円を生活費とすれば、月4万円くらいしか残りません。
4万円×12ヶ月×40年=1,920万円。
年金8万円として生活費11万円とするとひと月3万円の取り崩しとなります。
65歳から30年生きたとして、年間36万円×30年=1,080万円。
何とかなりますね。
ただ、住居を購入するのも難しいので、公団の住宅か安い賃貸住宅に入り、細々と生活を続けていくという手もあります。ささやかな生活でも何かの趣味があると人生にうるおいが出てきます。


↑ PAGE TOP