老後(60代以降)の貯金偏差値(2人以上世帯)

統計

60代以上の貯金偏差値(2人以上世帯)

2018年現在の日本、高齢者がお金持ちと言われています。
現在の高齢者世帯は大体どれくらいの貯金をお持ちかデータにしてみました。

数値は老後(60代~70代)の貯金偏差値です。
60代前半(60~64歳)と60代後半(65~69歳)とに分けております。
最後に70代全体の貯金偏差値を載せています。

老後豊かな生活を送ろうと思えば、3,000万円の貯金が必要と言われています。
しかしデータを見てみると老後の貯金の中央値(全体の真ん中)は大体1,500万円。
3,000万円以上お持ちの方は25%程度ということが分かりました。

※偏差値とは自分が上位から何%くらいにいるのかの目安となるものです。

※偏差値は貯蓄から負債(借金等)を差し引いた純貯蓄額で表示しております。
※総務省統計局による2018年平均結果のデータを参照しております。
※2人以上世帯のデータです。世帯全員(主に夫婦)合わせた純貯蓄額です。
1人暮らしのデータはこちらの60代のデータのみです。

※この年代の年収別貯金額(平均と中央値)は金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」を参照しております。



60代前半世帯の貯金偏差値(負債込み)

負債込みの貯蓄額の分布(60代前半)
60代前半貯金

52.3~ 2,000万円以上
(上から41.0%以内)※ダントツ1位

50.2~ 1,500~2,000万円
(上から49.4%以内)

47.3~ 1,000~1,500万円
(上から60.5%以内)

45.6~ 700~1,000万円(上位66.5%以内)

43.5~ 500~700万円(上位73.4%以内)

42.0~ 300~500万円(上位78.9%以内)

40.2~ 100~300万円(上から83.2%以内)

37.2~ 0~100万円(上から89.3%以内)

34.9~ -300~0万円(上から93.3以内)

33.3~ -700~-300万円(上から95.1%以内)

33未満 -700万以下(上から100%以内)

今年も期待を裏切らない結果となりました。
60代前半で2,000万円以上お持ちの世帯が4割強です。
2018年度もこの年代(60代前半)が最もお金持ちな年代となりました。

この年代は引退する人もそこそこ多いのではないかと思います。
ちょうど退職金をもらう頃なので1,500万円以上お持ちの世帯が半分くらいを占めます。
負債込みの純貯蓄額の中央値は1,490万円くらいと推定
半数以上の高齢者世帯が老後の資金を蓄えています。

負債抜きの平均貯蓄額は2,551万円、負債抜きの中央値は1,757万円。
前年度より少し上がりました。

負債抜きのデータを見てみると、60代前半の世帯は17.2%が4,000万以上の資金があります
3,000万以上を含めると27.6%。60代前半世帯の4分の1以上は3,000万以上の資金をお持ちです。
2,500~3,000万円お持ちの世帯は7.1%、2,000~2,500万円お持ちの世帯は8.6%いらっしゃいます。



60代後半世帯の貯金偏差値(負債込み)

負債込みの貯蓄額の分布(60代後半)
60代後半貯金

52.8~ 2,000万円以上
(上から38.9%以内)※1番多い

50.7~ 1,500~2,000万円 (上から46.8%以内)

47.8~ 1,000~1,500万円 (上から58.1%以内)

46.1~ 700~1,000万円(上から65.3%以内)

44.2~ 500~700万円(上から71.7%以内)

42.0~ 300~500万円(上から78.9%以内)

38.4~ 100~300万円(上から87.0%以内)

35.9~ 0~100万円(上から92.2%以内)

33.5~ -300~0万円(上から94.0%以内)

32.1~ -700~-300万円(上から96.4%以内)

32未満 -700万以下(上から100%以内)

この年代は引退して悠々自適に暮そうかという人も多いかと思います。
60代後半の約4割の世帯が2,000万円以上の貯金をお持ちです。
負債込みの純貯蓄額の中央値は1,480万円くらいと推定
大体の世帯が老後に必要な資金を蓄えています。

負債抜きの平均貯蓄額2,317万円、負債抜きの中央値は1,483万円。
前年度より下がっています。

負債抜きのデータを見てみると、60代後半世帯の16%が4,000万円以上の資金をお持ちです。
3,000万円以上を含めると27%になります。
2,500~3,000万円お持ちの世帯は6.5%、2,000~2,500万円お持ちの世帯は6.9%です。


70代以上世帯の貯金偏差値(負債込み)

負債込みの貯蓄額の分布(70代以上)
70代貯金

53.3~ 2,000万円以上
(上から37.6%以内)※1番多い

50.7~ 1,500~2,000万円(上から46.4%以内)※中央値はこの辺。

48.2~ 1,000~1,500万円
(上から58.8%以内)

45.4~ 700~1,000万円
(上から67.3%)

43.6~ 500~700万円(上から73.7%)

41.1~ 300~500万円(上から81.3%)

38.1~ 100~300万円(上から88.7%)

32.4~ 0~100万円(上から96.1%)

30.1~ -300~0万円(上から97.7%)

28.7~ -700~-300万円(上から98.4%)

28未満 -700万以下(上から100%)※2番目に多い

こちらも2,000万円以上の貯金をお持ちの世帯が4割です。
負債込みの純貯蓄額の中央値は1,475万円付近と推定
大体の世帯が老後に必要な資金を蓄えています。

負債抜きの平均貯蓄額は2,330万円、負債抜きの中央値は1,446万。
2017年度より落ちています。

負債抜きのデータを見ると、70代以上の16.7%が4,000万以上の資金をお持ちです。
3,000万以上を含めると25.9%。70代以上の4世帯に1世帯以上が3,000万以上の資金をお持ちです。
2,500~3,000万円お持ちの世帯は5%、2,000~2,500万円お持ちの世帯は7.6%いらっしゃいます。


SBIソーシャルレンディング


60代の年収別貯蓄額

収入なし→平均:700万円 中央値:400万円

年収300万円未満→平均:1,337万円 中央値:460万円

年収300~500万円未満→平均:1,620万円 中央値:1,081万円

年収500~750万円未満→平均:2,479万円 中央値:1,500万円

年収750~1,000万円未満→平均:2,431万円 中央値:1,200万円

年収1,000~1,200万円未満→平均:3,140円 中央値:1,800万円

年収1,200万円以上→平均:5,695万円 中央値:3,270万円


70代の年収別貯蓄額

収入なし→平均:1,988万円 中央値:1,600万円

年収300万円未満→平均:829万円 中央値:300万円

年収300~500万円未満→平均:2,231万円 中央値:1,430万円

年収500~750万円未満→平均:2,872万円 中央値:1,750万円

年収750~1,000万円未満→平均:3,268万円 中央値:1,475万円

年収1,000~1,200万円未満→平均:5,619円 中央値:3,227万円

年収1,200万円以上→平均:8,765万円 中央値:4,332万円


老後の貯金 まとめ

60代以降になるともう負債がない世帯がほとんどなので、負債ありの中央値・平均値と負債抜きの中央値・平均値に開きがありません。

負債込みのデータを見ると、60代以上世帯の約4割が2,000万円以上の貯金をお持ちです。
また、60代以上世帯の半分くらいが1,500万円以上の貯金をお持ちです。
負債抜きのデータを見ると、60代以上世帯の4世帯に1世帯が3,000万以上の資金をお持ちです。

ただ、このデータの中には、老夫婦と独身の子(働き盛り)の世帯や昔ながらの老夫婦と子ども夫婦の世帯も含まれているので、その影響で底上げされている可能性があります。

高齢者世帯がお金持ちなので、その子どもに早くに相続させ、その子どもが消費してくれるよう、生前贈与(年110万円の非課税枠)が設定されているのも分かるような気がします。
早くに子どもに遺産を渡して、その子どもが使ってくれれば、経済効果が期待できますね。
高齢者って基本的な生活費以外、そんなに使う事ないですものね。
ただ、医療費などの不安で生前贈与を躊躇する高齢者も多い様子。


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