老後(60代以降)の貯金偏差値(2016年度)

統計

老後の貯金偏差値(60~70代)2016年度

2017年現在の日本、高齢者がお金持ちと言われています。
現在の高齢者は大体どれくらいの貯金をお持ちかデータにしてみました。

数値は老後(60代~70代)の貯金偏差値です。
60代前半(60~64歳)と60代後半(65~69歳)とに分けております。
最後に70代全体の貯金偏差値を載せています。

老後豊かな生活を送ろうと思えば、3,000万円の貯金が必要と言われています。
しかしデータを見てみると老後の貯金の中央値(全体の真ん中)は大体1,500万円。
3,000万円以上お持ちの方は25%程度ということが分かりました。

※偏差値とは自分が上位から何%くらいにいるのかの目安となるものです。

※偏差値は貯蓄から負債(借金等)を差し引いた純貯蓄額で表示しております。
※総務省統計局による2016年調査のデータを参照しております。
※2人以上世帯のデータです。



60代前半の貯金偏差値(負債込み)

負債込みの貯蓄額の分布(60代前半)
60代前半貯金

52.3 2,000万円以上
(上から41%以内)※ダントツ1位

50.5 1,500~2,000万円
(上から48%以内)

48.5 1,000~1,500万円
(上から56.5%以内)

46.3 700~1,000万円(上位63.5%)

44.8 500~700万円(上位69.5%)

43.4 300~500万円(上位74.5%)

41.2 100~300万円(上から80.5%)

39.0 0~100万円(上から86.5%)

36.5 -300~0万円(上から91.5)

34.3 -700~-300万円(上から94%)

34未満 -700万以下(上から100%)

前年度よりも3%くらい2,000万円以上お持ちの方が増えています。
60代前半で2,000万円以上お持ちの方が4割強となりました。
2016年度はこの年代(60代前半)が最もお金持ちな年代となりました。

この年代は引退する人もそこそこ多いのではないかと思います。
ちょうど退職金をもらう頃なので1,500万円以上お持ちの方が半数にのぼります。
負債込みの純貯蓄額の中央値は1,400万くらいと推定
半数以上の方が老後の余裕資金を蓄えています。

負債抜きの平均貯蓄額は2,470万円、負債抜きの中央値は1,704万円。
前年度より約100万くらい増えています。

負債抜きのデータを見てみると、60代前半の方は19%が4,000万以上の資金をお持ちです。
3,000万以上を含めると28%。60代前半の方の4分の1以上は3,000万以上の資金をお持ちです。
2,500~3,000万お持ちの方は7%、2,000~2,500万お持ちの方は 9%いらっしゃいます。



60代後半の貯金偏差値(負債込み)

負債込みの貯蓄額の分布(60代後半)
60代後半貯金

53.2 2,000万円以上
(上から37.5%以内)※1番多い

50.5 1,500~2,000万円
(上から47.5%以内)

47.5 1,000~1,500万円
(上から60%以内)

45.2 700~1,000万円(上から68.5%)

43.6 500~700万円(上から73.5%)

41.6 300~500万円(上から79.5%)

39.0 100~300万円(上から86.5%)

36.0 0~100万円(上から92%)

33.5 -300~0万円(上から95%)

32.0 -700~-300万円(上から96.5%)

32未満 -700万以下(上から100%)

2016年度はこの年代が3番目にお金持ちな年代となりました。
前年度より少し減った感じです。

この年代は引退して悠々自適に暮そうかという人も多いかと思います。
60代後半の4割近くの方が2,000万円以上の貯金をお持ちです。
負債込みの純貯蓄額の中央値は1,350万円くらいと推定
大体の方が老後に必要な資金を蓄えています。

負債抜きの平均貯蓄額2,352万円、負債抜きの中央値は1,518万円。
負債抜きのデータを見てみると、60代後半の方の17%が4,000万以上の資金をお持ちです。
3,000万円以上を含めると26%になります。
2,500~3,000万お持ちの方は6%、2,000~2,500万お持ちの方は 8%いらっしゃいます。


70代以上の貯金偏差値(負債込み)

負債込みの貯蓄額の分布(70代以上)
70代貯金

52.8 2,000万円以上
(上から39.5%以内)※1番多い

50.1 1,500~2,000万円(上から49%以内)※中央値はこの辺。

46.8 1,000~1,500万円
(上から61%以内)

44.6 700~1,000万円
(上から70.5%)

42.5 500~700万円(上から77%)

40.2 300~500万円(上から84%)

36.5 100~300万円(上から91%)

31.5 0~100万円(上から97%)

29.1 -300~0万円(上から98%)

28.5 -700~-300万円(上から98.5%)

28未満 -700万以下(上から100%)※2番目に多い

こちらも2,000万円以上の貯金をお持ちの方が4割もいらっしゃいます。
負債込みの純貯蓄額の中央値は1,400万円付近と推定
大体の方が老後に必要な資金を蓄えています。

負債抜きの平均貯蓄額は2,519万円、負債抜きの中央値は1,576万。
負債抜きのデータを見ると、70代以上の19%が4,000万以上の資金をお持ちです。
3,000万以上を含めると28%。70代以上の4人に1人以上が3,000万以上の資金をお持ちです。
2,500~3,000万お持ちの方は6%、2,000~2,500万お持ちの方は 7%いらっしゃいます。


老後の貯金 まとめ

60代以降になるともう負債がない方がほとんどなので、負債ありの中央値・平均値と負債抜きの中央値・平均値に開きがありません。

負債込みのデータを見ると、60代以上の方の約4割が2,000万円以上の貯金をお持ちです。
また、60代以上の半分以上が1,500万円以上の貯金をお持ちです。
負債抜きのデータを見ると、60代以上の方の4人に1人が3,000万以上の資金をお持ちです。

高齢者がお金持ちなので、その子どもに早くに相続させ、その子どもが消費してくれるよう、生前贈与(年110万円の非課税枠)が設定されているのも分かるような気がします。
早くに子どもに遺産を渡して、その子どもが使ってくれれば、経済効果が期待できますね。
高齢者って基本的な生活費以外、そんなに使う事ないですものね。


↑ PAGE TOP