30代の方の貯蓄分布と偏差値です。
30代前半(30~34歳)と30代後半(35~39歳)とに分けております。
※偏差値とは自分が上位から何%くらいにいるのかの目安となるものです。
※偏差値は貯蓄から負債(借金等)を差し引いた純貯蓄額で表示しております。
※総務省統計局による2020年平均結果のデータを参照しております。
※2人以上世帯のデータです。世帯全員(主に夫婦)合わせた純貯蓄額です。
1人暮らしのデータはこちらです。
※この年代の年収別貯金額(平均と中央値)は金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」を参照しております。
負債込みの貯蓄額の分布(30代前半)
68.1~ 2,000万円以上
(上位3.4%以内)
65.3~ 1,500~2,000万円 (上位6.0%以内)
62.2~ 1,000~1,500万円
(上位11.6%以内)
59.5~ 700~1,000万円(上位16.9%以内)
57.4~ 500~700万円(上位22.8%以内)
55.3~ 300~500万円(上位29.8%以内)
52.3~ 100~300万円(上から40.4%以内)※2番目に多い
49.8~ 0~100万円(上から50.2%以内)※3番目に多い
48.2~ -300~0万円(上から57.6%以内)
47.7~ -700~-300万円(上から59.4%以内)
47未満 -700万以下(上から100%)※ここが40%を占めます。
この時期にマイホームを購入する世帯が多いせいか、マイナス側の方が半分近くを占めています。
負債込みの純貯蓄額の中央値は80万円くらいと推定。
負債抜きの平均貯蓄額は640万円、負債抜きの中央値は466万円。
負債抜きのデータを見てみると、30代前半で3,000万円以上の資金がある世帯は1.8%でした。
2,000~3,000万円の資金がある世帯は約2.4%くらいでした。
負債込みの貯蓄額の分布(30代後半)
66.2~ 2,000万円以上
(上位6.3%以内)
64.8~ 1,500~2,000万円
(上位8.8%以内)
61.4~ 1,000~1,500万円
(上位14.5%以内)
59.8~ 700~1,000万円(上位18.8%以内)
58.2~ 500~700万円(上位25.1%以内)
56.3~ 300~500万円 (上位30.8%以内)
54.1~ 100~300万円(上から40.2%以内)※2番目に多い
51.7~ 0~100万円(上から47.6%以内)
50.7~ -300~0万円(上から51.8%以内)
49.8~ -700~-300万円(上から56.0%以内)
49未満 -700万以下(上から100%)※ここが44%を占めます。
-700万円以下が実に4割です。
この年代は半分くらいがマイナス側。半数以上が負債持ちのようです。
結婚してしばらくお金を貯めてマイホームを購入する人がいたり、ローンを返済中の方もおられそうです。負債込みの純貯蓄額の中央値は-500万円くらいと推定。
マイナスを割り込むカタチとなりました。
負債抜きの平均貯蓄額は877万円、負債抜きの中央値は520万円。
負債抜きのデータを見てみると、30代後半で3,000万円以上の資金をお持ちの方は4.7%でした。
年収300万円未満→平均:187万円 中央値:55万円
年収300~500万円未満→平均:337万円 中央値:250万円
年収500~750万円未満→平均:721万円 中央値:550万円
年収750~1,000万円未満→平均:1,338万円 中央値:1,318万円
年収1,000~1,200万円未満→平均:923万円 中央値:850万円
年収1,200万円以上→平均:905万円 中央値:905万円
この年代は、住宅ローンの支払いを開始する方が多いので、貯蓄から負債(借入金)を差し引いたらマイナスになる方が約半数いらっしゃいます。