日本は一定の人口(1億2千万人~)を保っています。
しかし、少子高齢化につき、お年寄りの割合が増えていると言われています。
今回は年齢別人口分布を調べてみました。
日本で最も多い年代は、40代後半と70代前半の層。
団塊の世代とその子ども(団塊ジュニア)です。
日本の平均年齢・中央値は47歳くらいという結果になりました。
※総務省統計局のデータを参照しています。
まずは、日本の人口を見てみましょう。
性別、年代別に分けた分布をみてみるとこうなります。
※2021年5月発表の2020年12月時点の総人口です。
日本人男性の年齢別人口分布
日本人男性の未成年・成年・老人割合
男性:全体:6,112.3万人(前年比 27.8万人減少)
0~4歳 :238.0万人 3.9%
5~9歳 :256.2万人 4.2%
10~14歳:273.8万人 4.5%
15~19歳:289.1万人 4.7%
20~24歳:329.9万人 5.4%
25~29歳:324.5万人 5.3%
30~34歳:334.7万人 5.5%
35~39歳:373.9万人 6.1%
40~44歳:422.8万人 6.9%
第二次ベビーブーム世代(団塊ジュニア)含む
45~49歳:494.8万人 8.1% この辺が中央値
第二次ベビーブーム世代(団塊ジュニア) 含む
50~54歳:436.5万人 7.1%
第二次ベビーブーム世代(団塊ジュニア) 含む
55~59歳:397.4万人 6.5%
60~64歳:365.7万人 6.0%
65~69歳:396.1万人 6.5%
70~74歳:440.2万人 7.2% (団塊世代) ※男性の健康寿命72歳
75~79歳:314.2万人 5.1%
80~84歳:225.6万人 3.7% ※男性の平均寿命80歳
85~89歳:135.5万人 2.2%
90~94歳: 52.0万人 0.9%
95~99歳: 10.3万人 0.1%
100歳以上: 1.0万人 0.01%
0~19歳 :1,057.1万人 17.3%(前年より18.3万人少ない)
20~64歳:3,480.2万人 56.9%(前年より32.8万人少ない)
65歳以上:1,574.9万人 25.8%(前年より13.2万人多い)
2020年12月時点、男性で最も多い年代は40代後半(団塊ジュニア)、続いて70代前半(団塊世代)となります。
男性の年齢中央値は46~47歳付近と思われます。
年々、若年層が減り、65歳以上の割合が増えています。
男性の4分の1以上が高齢者です。
日本人女性の年齢別人口分布
日本人女性の未成年・成年・老人割合
女性:全体:6,452.7万人(前年比 21.6万人減少)
0~4歳 :226.2万人 3.5%
5~9歳 :244.7万人 3.8%
10~14歳:260.5万人 4.0%
15~19歳:275.6万人 4.3%
20~24歳:309.2万人 4.8%
25~29歳:303.8万人 4.7%
30~34歳:320.0万人 5.0%
35~39歳:363.9万人 5.6%
40~44歳:412.6万人 6.4% ※2番目に多い
第二次ベビーブーム世代(団塊ジュニア)
45~49歳:484.3万人 7.5%
※中央値は47歳くらいと推定
50~54歳:431.5万人 6.7%
55~59歳:398.2万人 6.2%
60~64歳:375.3万人 5.8%
65~69歳:420.9万人 6.5%
70~74歳:492.5万人 7.6% ※1番多い (団塊世代)
75~79歳:389.3万人 6.0% ※女性の健康寿命は75歳
80~84歳:317.3万人 4.9%
85~89歳:243.0万人 3.8% ※女性の平均寿命88歳
90~94歳:133.7万人 2.1%
95~99歳: 43.4万人 0.7%
100歳以上: 6.7万人 0.1%
0~19歳 :1,007.0万人 15.6% 男性より少ない・前年より16.7万人減少
20~64歳:3,398.8万人 52.7% 男性より少ない・前年より21.2万人減少
65歳以上:2,046.8万人 31.7% 男性より多い・前年16.1万人多い
女性の方が長生きな分、55歳以降は女性の方が人数が多くなり、その後年齢が多くなるほど、男性との差が大きくなっています。
女性の年齢中央値は50歳付近と思われます。
65歳以上の割合が年々増えています。
女性の3割強が高齢者です。
0~19歳 :2,064.1万人 16.4%
20~64歳:6,879.1万人 54.7%
65歳以上:3,621.8万人 28.8%
現在、日本の約3.5人に1人以上が老人。
約1.7人で1人の老人を何とか支えている感じです。
年々少しずつ65歳以上の割合が増えており、日本の約3人に1人が老人になる日も近いことと思われます。
今後も高齢化は続き、将来的には1.3人で1人の老人を支える時代がくると言われています。
日本の人口ピラミッド(2020年12月時点)
合計:1億2,565.1万人