労働時間が多い国と少ない国

統計

労働時間が多い国・少ない国

毎日、毎日、毎日、8時間労働。
下手をすれば残業。
なんでこんなに働かなければいけないんだ!
定年まで考えたら気が長くなる、日本人は働きすぎなんだ!
と嘆かれる人もいらっしゃると思います。

そこで世界・平均年間労働時間ランキングを見てみました。

日本の1人あたりの年間労働時間は1,745時間。
1日あたり7.7時間※会社員だけでなく非正規なども入れた全体の平均です。
上から(多い方から)15位にありました。
偏差値は51.0。上から46%のところに位置します。
つまり世界の平均労働時間よりちょっと上(多い方で上)というところです。

日本は働きバチと言われますが、なんとアメリカの方が労働時間が多いですし、さらにもっと働いている国があります。

※下記データの1日当たりの労働時間の計算は、365日から平均的な年間休日を差し引いて計算しております。


年間労働時間で2,000時間を超えている国

帰りたい

1位 メキシコ 2,226時間(1日あたり9.5時間)
2位 韓国 2,163時間(1日あたり9時間)
3位 ギリシャ 2,034時間(1日あたり8.5時間)
4位 チリ 2,029時間(1日あたり8.5時間)

日本よりも年間労働時間が255時間も多い。
日本はまだマシな方かもしれません。



主要な国の労働時間:

労働

5位  ロシア  1,982時間 1日あたり8.3時間
11位 アメリカ 1,790時間 1日あたり7.8時間
14位 イタリア 1,752時間 1日あたり7.8時間
15位 日本   1,745時間 1日当たり7.7時間
22位 スペイン 1,666時間 1日当たり7.5時間
23位 イギリス 1,654時間 1日あたり7.2時間
31位 フランス 1,479時間 1日あたり6.7時間
34位 ドイツ 1,393時間 1日あたり6.3時間 

ドイツ羨ましい!と言いたいところですが、1日のうち6時間以上も労働が占めているのであれば、やはり少なくはないですね。
せめて4~5時間労働の国とかあったらいいなと思うのは私だけでしょうか。


幸福度の高い国の労働時間

会議

16位 ニュージーランド 1,739時間
(幸福度8位 労働時間平均的)
17位 カナダ 1,711時間
18位 アイスランド 1,706時間
(幸福度3位 労働時間ビリから46%)
20位 オーストラリア 1,685時間 
21位 フィンランド 1,679時間
24位 スウェーデン 1,621時間
25位 スイス 1,619時間(幸福度2位 労働時間ビリから30%以内) 1日あたり7.0時間
32位 デンマーク 1,430時間(幸福度1位 労働時間ビリから8%以内)
33位 ノルウェー 1,418時間  1日あたり6.5時間 
35位 オランダ 1,384位 1日あたり6.2時間 

さすが幸福度の高い国は労働時間も短いところが多い感じです。
でも4時間とか5時間とかそういう国はありませんね。



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