40代世帯の貯蓄分布と偏差値です。
40代前半(40~44歳)と40代後半(45~49歳)とに分けております。
※偏差値とは自分が上位から何%くらいにいるのかの目安となるものです。
※偏差値は貯蓄から負債(借金等)を差し引いた純貯蓄額で表示しております。
※総務省統計局による2020年平均結果のデータを参照しております。
※2人以上世帯のデータです。世帯全員(主に夫婦)合わせた純貯蓄額です。
一人暮らしのデータはこちらです。
※この年代の年収別貯蓄額(平均と中央値)は金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」を参照しております。
負債込みの貯蓄額の分布(40代前半)
65.1~ 2,000万円以上 (上位6.5%以内)
63.0~ 1,500~2,000万円
(上位9.6%以内)
60.0~ 1,000~1,500万円
(上位15.8%以内)
58.3~ 700~1,000万円 (上位20.1%以内)
57.0~ 500~700万円(上位24.1%以内)
55.2~ 300~500万円(上位30.1%以内)
53.2~ 100~300万円 (上から37.3%以内)
51.4~ 0~100万円未満 (上から44.6%) ※この辺が負債込みの中央
49.7~ -300~0万円未満(上から50.4%)
48.1~ -700~-300万円(上から57.9%)
47未満 -700万以下(上から100%)※ここが4割を占めます。
この年代の世帯は、半分強がマイナス側。
住宅ローンを返済中の家庭も多く、子育てにもお金がいりそうです。
負債込みの純貯蓄額の中央値は-80万円くらいと推定。
負債抜きの平均貯蓄高は970万円、中央値629万円。
前年度より減っています。
負債抜きのデータを見てみると、4,000万円以上の資金がある世帯は1.9%、3,000~4,000万円は3.5%、2,500~3,000万円は2.6%、2,000~2,500万は4.1%くらいでした。
このデータから、40代前半の世帯で2,000万円以上純貯蓄額がある世帯は6.5%いらっしゃることが分かります。
40代前半ではアッパーマス層(3,000万円以上の資金持ち)は5.4%くらいの結果となりました。
負債込みの貯蓄額の分布(40代後半)
61.8~ 2,000万円以上
(上位11.5%以内)※2番目に多い
59.7~ 1,500~2,000万円
(上位16.4%以内)
56.8~ 1,000~1,500万円
(上位24.5%以内)
54.8~ 700~1,000万円
(上位31.7%以内)
53.2~ 500~700万円
(上位37.6%以内)
51.7~ 300~500万円(上位43.3%以内)
50.2~ 100~300万円 (上から49.3%以内)※この辺が負債込みの中央値
48.5~ 0~100万円(上から56.0%以内)
46.8~ -300~0万円(上から62.0%以内)
45.2~ -700~-300万円(上から68.9%以内)
45未満 -700万以下(上から100%)※ここが30%を占めます。
この年代の世帯は、44%がマイナス側。この年代も半数近くの世帯が負債の方が多いようです。
住宅ローンを返済中の方も多く、子どもの進学などもあり何かと物入りのようです。
負債込みの純貯蓄額の中央値は80万円くらいと推定。
負債抜きの平均1,275万円 中央値806万(負債を抜いたもの)
前年度平均データよりも平均も中央値も上がっています。
負債抜きのデータを見てみると、4,000万円以上の資金がある家庭は5.8%、3,000~4,000万円は3.7%、2,500~3,000万円は2.9%、2,000~2,500万は4.3%でした。
40代後半の約9.5%の世帯がアッパーマス層(3,000万円以上の資金持ち)の仲間入りです。
年収300万円未満→平均:590万円 中央値:30万円
年収300~500万円未満→平均:520万円 中央値:250万円
年収500~750万円未満→平均:820万円 中央値:644万円
年収750~1,000万円未満→平均:1,638万円 中央値:1,215万円
年収1,000~1,200万円未満→平均:2,259万円 中央値:1,255万円
年収1,200万円以上→平均:2,442万円 中央値:1,825万円