50代世帯の貯蓄分布と偏差値（2人以上世帯）

50代の貯蓄分布と偏差値

50代世帯の貯蓄分布と偏差値です。
50代前半（50～54歳）と50代後半（55～59歳）とに分けております。

※偏差値とは自分が上位から何%くらいにいるのかの目安となるものです。

※偏差値は貯蓄から負債（借金等）を差し引いた純貯蓄額で表示しております。
※総務省統計局による2020年平均結果のデータを参照しております。
※2人以上世帯のデータです。世帯全員（主に夫婦）合わせた純貯蓄額です。
1人暮らしのデータはこちらです。

※この年代の年収別貯金額（平均と中央値）は金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」を参照しております。

50代前半世帯の貯蓄分布と偏差値（負債込み）

58.7～　2,000万円以上
（上位18.2%以内）※2番目に多い

56.7～　1,500～2,000万円 （上位23.2%以内）

54.2～　1,000～1,500万円
（上から32.4%以内）

52.8～　700～1,000万円 （上から389.2%以内）

51.3～　500～700万円（上から44.2%以内）

49.2～　300～500万円（上から52.8%以内）

47.4～　100～300万円（上から58.6%以内）

45.7～　0～100万円（上から64.7%以内）

43.4～　-300～0万円（上から70.3%以内）

41.5～　-700～-300万円（上から78.1%以内）

41未満　　-700万以下（上から100%）※1番目多い

この年代は、ローンを完済する世帯も多い。
負債込みの純貯蓄額は470万円くらいが中央値と推定。
子どもの進学などで費用がかさむ世帯もあれば、子どもが成人してやっと貯金がという世帯もありそうです。

負債抜きの平均貯蓄額は1,503万円、中央値は955万。
前年度より平均・中央値共に下がっています。

負債抜きのデータを見てみると、50代前半の8.2%の世帯が4,000万円以上の資金をお持ちです。
3,000万円以上を含めると13.8%くらいになります。

このデータから50代前半の2割弱の世帯が2,000万円以上の資金をお持ちということが分かります。

50代後半世帯の貯蓄分布と偏差値（負債込み）

56.3～　2,000万円以上 （上位27.5%以内）
※1番多い

53.7～　1,500～2,000万円
（上位34.9%以内）

51.7～　1,000～1,500万円
（上から46.9以内）

49.8～　700～1,000万円（上から53.3%以内）

48.2～　500～700万円（上位59.6%以内）

46.5～　300～500万円（上位65.1%以内）

44.3～　100～300万円（上から71.7%以内）

42.3～　0～100万円（上から78.3%以内）

40.2～　-300～0万円（上から82.4%以内）

38.0～　-700～-300万円（上から86.9%以内）

38未満　-700万以下（上から100%）

負債込みの純貯蓄額は750万円くらいが中央値と推定。
ローン完済や子どもの独り立ちなどで、貯金額も上がってきます。
半数近くの世帯が老後の資金を着実に蓄えてきています。

負債抜きの平均貯蓄額は2,018万円、中央値1,251万。
50代後半は平均も中央値も前年のデータより下がっています。

負債抜きのデータを見てみると、50代後半の世帯で4,000万円以上の資金がある世帯は13.7%。
3,000万円以上を含むと19.6％くらいになります。

50代の年収別貯蓄額

年収300万円未満→平均：826万円　中央値：350万円

年収300～500万円未満→平均：663万円　中央値：301万円

年収500～750万円未満→平均：1,265万円　中央値：700万円

年収750～1,000万円未満→平均：1,964万円　中央値：1,200万円

年収1,000～1,200万円未満→平均：2,148万円　中央値：1,583万円

年収1,200万円以上→平均：5,555万円　中央値：2,900万円