全年代の貯金偏差値と分布

統計

貯金偏差値(全年代)2015年度

お金

貯金額を偏差値で示してどうするんだ?
他人の貯金額と比較して何になるのだ?
という人もいらっしゃいますでしょう。

しかし隣の芝生は気になるもの。
他の人がどれくらい貯金していて、自分はどのくらいの位置にいるのか気になるかと思います。
そこで年代別の貯金額を偏差値に換算してみました。

偏差値とは自分が上位から何%くらいにいるのかの目安となるものです。

※偏差値は貯蓄から負債(借金等)を差し引いた純貯蓄額で表示しております。
※総務省統計局による2015年調査のデータを参照しております。
※2人以上世帯のデータです。

では、早速全年代の貯蓄額偏差値を見てみましょう。



全体(前年代)の貯金偏差値(負債込み)

56.3 2,000万円以上 (上位26.8%以内)※1番多い

54.2 1,500~2,000万円 (上位33.9%以内)

52.2 1,000~1,500万円 (上位43.6%以内)

49.8 700~1,000万円(上位51.0%)※中央値はこの辺。

負債込みの貯蓄額の分布(全体)
全体の分布

48.3 500~700万円(上位56.8%)

46.5 300~500万円(上位63.2%)

45.1 100~300万円(上から71.1%)

42.1 0~100万円(上から78.6%)

40.5 -300~0万円(上から82.5%)

39.5 -700~-300万円
(上から85.5%)

39未満 -700万以下(上から100%)※2番目に多い

負債込みの純貯蓄額の中央値は800万円と推定
大きいですね。

負債を抜くと、平均1,877万円、中央値1,054万となります。
負債込みのデータを見てみると、4,000万円以上資金をお持ちの方が12%
3,000万円以上資金をお持ちの方を含めると18%。
2,000万円以上資金をお持ちの方を含めると29%。

しかしこんなにたくさん貯めている家庭って、働いている人の人数が多い家庭か高齢者家庭。
一般の夫婦と子どもの家庭はちょっと事情が異なってきます。

統計を見てみると、年齢が高くなるほど回答者が多いので、資金を多く持っている年配者のおかげで底上げされている感じです。



年代別貯金額を見てみよう

上記の全体のデータでは、お金を持っている高齢の回答者が多く、平均値や中央値が底上げされています。

というのは、年代によって、結婚、出産、住宅購入、子どもの入学などお金がいるイベントがあり、こういったイベントが重なる年代は貯蓄額が低く、負債と合わせるとマイナスのケースも見受けられます。
さらに年代が上になるほど、男性の収入が上がっていくため、そこでも差がついています。

なので、ご自分の年代の貯蓄額を参照してみるとよいでしょう。

・20代の純貯蓄額 ・30代の純貯蓄額
・40代の純貯蓄額 ・50代の純貯蓄額 ・60代の純貯蓄額   

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